1.日本の伝統的な家としての古民家について古民家を初めて見ると、暗い、寒い、使いづらい、耐震に不安(鎹が使われていない)など今の家とは大分違うのに驚きます。これは昔の人の住まい方が今の生活習慣とは違うためで欠点ではありません。 古民家の造りには現代でも驚くような知られざる知恵が秘められています。その知恵が集積された...
2.古材としての古民家について現代でも家は多くの場合素材は木です。木は自然の中で長い年月を育てられてきました。木は素材となっても自然との一体感を失いません。言わば私たちは木の家屋を通じて自然と一体感を持った暮らしを当たり前のように享受してきました。 古民家は解体が進み残った木は古材として希少価値があり流...
3.再生工事としての古民家についてそのまま住める古民家であればよいのですが、多くの場合住めるようにするために相当な修復工事が必要となります。その金額によりけりですが、建て替えたほうが良いのではないかと思ってしまいます。 購入した古民家への愛着と理解を深めるためには、出来るなら専門の設計士と施工業者と共に再生...
4.不動産物件としての古民家について集落の外れで、広い、日当たりのよい土地で、アルプスの眺望のある家を探して長野県に来られるお客様は、それに加えてもう一つその家が古民家であることが少なくありません。これは中々難しい条件ですが今までにそれに近い古民家物件は無くはありませんでした。売主様も買主様もお互い幸せな出会...